2013年05月09日

レーダー探知機の基礎知識〜役割と種類〜

レーダー探知機の役割
レーダー探知機とは、路上に設置されているレーダー(オービス等の速度取締装置)から発せられるレーダー波や、緊急車両等が使用している無線を受信してドライバーに事前に警告してくれる装置です。
しかし全てのレーダーに反応できるわけではありません。近年ではレーダー波を全く使用しない取締機も増えてきており、ループコイル式オービス、LHシステムなどがそれに該当します。
また、最近のレーダーではGPS機能によるレーダー警告以外の便利な通知案内やOBDUアダプターというオプション品の使用により、車両情報の案内を受けることも可能になり、より便利なものとなってきています。(詳しくは後ほど)

※ループコイル式オービス、LHシステム
道路内にコイルが埋め込まれており、その上を通過した車両の速度を計測して違反車両の撮影を行う装置のことです。フィルムカメラ式のものがループコイル式オービス、CCDカメラ式がLHシステムと呼ばれています。高速道路や幹線道路などに多く設置されています。
ただし、設置されている場所は基本固定です。、上でも挙げたように、レーダー波が使用されていないシステムですので、レーダー波などを感知して事前に回避といったことは出来ませんが、GPS搭載レーダーなどであればその位置を把握することが可能になり事前に知ることが可能です。


レーダー探知機の種類
レーダー探知機の種類と言っても、機能面、形状など様々な種類がありますので分けて説明したいと思います。
まずは、機能面の種類から

GPS非搭載レーダー
レーダー式オービス(皆さんもよく見掛けることの多いと思われる道路の上部にレーダーが設置されているタイプのオービス)などレーダー波を発する取締装置などだけに対応できるタイプのレーダーであり、ループコイル式やLHシステムなどのレーダー波を使用しない装置などへの感知・警告はできません。
現在ではGPS搭載レーダーのほうが主流であり、非搭載レーダーは一昔前のレーダーといった感じになりつつあります。
GPS非搭載のレーダーでは、上でも挙げたように対応できない取締装置も多く、現在の取締状況を考えるとないよりはマシぐらいといったところでしょうか。
このタイプのレーダーの特徴としては、価格がレーダー本体にソーラーパネルが付いており、シガーライターなどの電源以外にも太陽光による充電が可能となります。まぁ、正直必要な機能かと言われたら何とも言えませんが(笑)

GPS搭載レーダー
GPS搭載レーダーでは、非搭載レーダーでは対応できないレーダー波を使用しない取締装置(ループコイル式オービスなど)などへの対応も可能になります。
それを可能にしている原理としては、本体に内蔵されたGPSアンテナで自車位置を測定、あらかじめレーダー内にインプットされている取締装置(固定式)の位置情報と照らし合わせ、取締装置付近に接近した時に警告してくれるというものです。
もちろん、従来のレーダー波式の取締装置を感知する機能も付いていますので、1つのレーダーでどちらのタイプの取締装置にも対応可能となります。
しかし、あらかじめインプットされているデータだけでは、その後に新しく設置された取締装置への対応はできません。
そこで、データ更新という作業が必要になります。
このデータ更新を行なうことにより、新しく設置された取締装置への対応も可能となります。
データ更新は一般的に有料となりますが、メーカーや商品によっては、〇年間データ更新といった特典がついているものもありますのでご購入の際はそちらも確認してみましょう。

続いて、形状の種類の説明です。

サンバイザー取付タイプ
サンバイザーに挟み込んで取り付けることが可能で、ダッシュボード上に固定して使用することも可能です。
先程も説明しましたが、GPS非搭載型の多くがこのタイプであり、ソーラーパネル機能もついています。


セパレートタイプ
GPSアンテナと本体(モニター部)が別体となっているタイプのレーダーで、本体(モニター部)は一般的にダッシュボード上など見やすい位置に取り付けします。
GPSアンテナと本体が別体のため、取付・配線作業が若干手間なのがネックでしょうか。



GPS内蔵タイプ
上のセパレートタイプと、本体(モニター部)形状は同じですが、違いはこの本体内にGPSアンテナが内蔵されていること!
これにより配線が電源線のみとなり取付が楽になります。
現在は、各社セパレートタイプものからGPS内蔵タイプのものに移行しつつあります。



ミラータイプ
最近では、ルームミラー形状のレーダーなんてものも存在します。
ミラー部分の端っこに小さく警告画面などが出てくるだけですので、視界不良になるということもありません。(電源を切ったり、表示を消すことで普通のミラーとしても使えますし。)
固定は、社外品の後付けルームミラーなどの取り付けと同じで車の純正ミラーに本体(ミラー部)裏側のグリップを利用して挟み込むだけ!
こちらのタイプも本体にGPSが内蔵されているものがほとんどなので、あとは電源線の配線処理をするだけでオッケーです。
ただ、キレイに線を隠すにはフロントガラス上の内張り内や横のピラー部分の中を通すなど知識と技術が必要になりますので、自信のない方は素直にプロにお任せしましょう。



レーダーの便利機能
冒頭でも少し触れましたが、最近のレーダーには機種によって様々な便利機能が搭載されています。
例えば、GPS搭載タイプのレーダーでは様々な位置情報がインプットされており、例えば事故がよく発生する場所や道の駅がある場所などなど、取締装置の位置情報以外にもその付近に近づくことにより様々な案内・警告をしてくれる機能もあります。(案内される内容はメーカーや機種によって違いはあります)
例えばそれが自分にとって必要のない案内や警告であった場合は、設定で個別に通知を止めることも可能です。
また、同じくGPS機能を利用し、オービスなどの取締装置の設置箇所に近づくと、本体の液晶画面にその実際の設置箇所の画像が表示されるという凄い機能を持つレーダーもあります。この実写機能により、音声や残りどれぐらいの距離でその地点に到達するかの表示だけよりも、実際の設置風景が画像で事前に確認出来るため設置箇所の把握をしやすくなります。(表示されるのは。本体にインプットされている箇所に限りますが)

また、レーダー取付の際にOBDUアダプターというものを用いることにより、また上記とは違った情報も手に入れることが出来ます。
ではOBDUとは何か?
車両自己診断や自動故障診断とも呼ばれ、OBDからはその車の様々な情報を得ることができます。一般的には故障診断の際に専用のスキャンツールを利用してここからどこが悪いのかなどの診断を行ないます。
そして、このOBDと呼ばれるコネクターにOBDUアダプターを使ってレーダーと接続することにより、その車の車速・回転数・水温・電圧・エンジン負荷状態・燃料消費量”などの様々な情報を得ることができ、レーダーの液晶画面上で確認することが可能になります。
正直マニアックな情報が多いのでホントに必要なものかどうかはその人次第ですね(笑)
レーダーとしての機能面では、正確な車速情報やジャイロセンサー機能により、一般的なGPSだけのレーダーよりも正確な自車位置を掴むことができ、速度や距離感の誤差が少なくなります。
取付自体は簡単で、OBDのコネクターの位置はメーカー、車種によってことなりますが、車内にあるそのコネクターにOBDUアダプターを差し込みあとはレーダーと繋ぐだけ!差し込むとこがシガーソケットかOBDのコネクターかの違いです。
(OBDコネクターの形状はどの車も同じですが、メーカーや車種ごとに切り替えスイッチによる設定が必要で、設定が間違っていると電源が入らなかったり、情報が得られません。)
適応車種、メーカーごとのOBDコネクタの位置、設定方法などは、メーカーの適合表(お店の売り場やホームページ)で閲覧可能ですのでご購入前にご確認ください。



最後に、レーダー探知機は取締情報などを案内・警告してくれる便利な商品ですが、全ての取締情報などを察知できるものではありませんし、過信は禁物です。
日頃からレーダーに頼らなくても済むような安全運転を心掛けましょう!


posted by リョウ at 02:26| Comment(0) | 電装品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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