2013年05月14日

法定12ヶ月点検の基礎知識

12ヶ月点検(1年ごとに車検の貨物車の場合はその半分の6ヶ月)は、12ヶ月ごとに法令で定められた点検・整備を行なうものです。
つまり、車検を受けてから次の車検までの間に1回点検・整備をしておきましょうというものです。
点検項目としては、車検時(法定24ヶ月点検)に比べ少ない項目となりますが、車検と同じく違法改造や整備不良な部分がないかを点検してもらい、それをクリアすればフロントガラスの左上(右ハンドル車の場合)に貼ってある、ステッカーを新しいものに貼り替えてもらえます。
12ヶ月点検は、車検と同じく使用者または所有者に義務付けされているものなのですが、車検切れなどとは違い現状、期限が過ぎたからといって罰金などの罰則は特にありません。
ですので、実際に12ヶ月点検を受けている方というのは少ないかと思われますし、中にはその存在すら知らずに乗っておられる方も多数おられるかと思います。
ただ、罰則がないから受けなくていいというわけではなく、自分自身または周りの人達の安全を考えての点検義務ですので車を安全に乗り続ける為にも受けるようにしましょう。
特に追加部品とかなければ、点検料金で1万も掛からないでしょうし、時間も車検みたいに丸1日とか掛かるわけでもなく点検だけであれば1〜2時間あれば終わると思います。
また、点検の結果その時点で交換しなければいけないわけではないが、次回の車検時(1年後)には交換が必要そうな部品などがあった場合、次回の車検の交換部品(金額など)の目処もある程度立てることが出来ますので、次の車検を通すか乗り換えを検討するかなどの事前に考慮することも可能です。車検通す気満々で車検切れ直前に高額な見積もりを出され、今から乗り換える余裕もないし・・・なんて慌てるなんてことは避けたいですからね(;^-^)




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2013年05月13日

車検の基礎知識〜点検項目と車検料金について〜

前回の記事で、車検とはどうゆうものかなどを説明しましたが、今回はもう少し詳しく、車検の際はどういった点検項目があるのか、車検費用とは何に対してお金が掛かっているのかなどを説明したいと思います。

車検時の点検項目
前回の記事でユーザー車検と法定点検付き車検の2つがあることを説明したかと思いますが、それぞれにより車検の際の点検項目の数というのは変わってきます。
もちろん、継続検査時の点検項目に関してはどちらも同じであり、それらの項目をクリアすることにより検査が完了します。
ユーザー車検の場合であれば、その検査時の点検項目さえクリアすれば、車検完了といった感じですが、(厳密には、その前後に法定点検は必要とされていますが)
ただ、大多数の方がディーラーや民間の整備工場などの専門業者に車検を依頼することが多いと思います。
その場合、継続検査と法定点検がセットになりますので、検査時の最低限の点検項目に加え、点検記録簿に基づいてそれ以外の箇所の点検も実施されます。
軽自動車や普通車など(24ヶ月点検)の場合は56項目
トラックなど貨物自動車など(12ヶ月点検)の場合は26項目

継続検査の点検項目
外回り(外観、車内)点検(検査員の目視による点検)
・ボディーやガラスの破損、車高、タイヤ(残溝、はみ出し)などの点検(外観)
・球切れ、点灯色などの灯火類、レンズの点検(外観)
・ウィンドーウォッシャー、ワイパーの動作点検(車内)
・ハンドルのガタやペダルの踏みしろ、サイドブレーキの引きしろなどの動作点検(車内)
・ホーンの動作点検(車内)

検査ラインでの点検(検査機器をしようしての点検
・サイドスリップ点検(直進安定性の数値を測定するもので、車両の横滑り量が基準値内かを検査します。)
・ブレーキ点検(ブレーキの制動力の点検)
・スピードメーター点検(その車両のスピードメーターと実際のスピードの誤差を測定します。間違ったタイヤのインチアップやインチダウンを行なった場合タイヤの外径が変わり、誤差が基準値を超えNGとなる可能性があります)
・ヘッドライト点検(ヘッドライトの向き(光軸)や明るさが基準に達しているかの点検)
・マフラーの騒音、排ガス点検(マフラーの排気音の大きさや排ガス濃度の点検)

下回り点検(検査員の目視による点検)
・オイル漏れ点検
・足回り部品の損傷点検(ブーツの破れ点検など)
・ボルトなどの締め付け点検
・ボディー、マフラーなどの損傷点検

継続検査を完了する為には、以上の項目(ざっくりと書きましたが・・・)をクリアする必要があります。
以上の項目の1項目でも保安基準に適合しないものがあれば、それを改善しなければいつまで経っても検査はクリアできません。
最初にも挙げたように業者に任せる法定点検付きの車検の場合は以上の継続検査時の点検項目に加え、さらに法定点検分の点検項目も増えますので、点検結果によっては交換部品や修理箇所が多くなり可能性もあります。(交換・修理しなくても検査は通る箇所など検査を通すことに特に関係ない部分(例えば、エンジンオイルが汚れている、バッテリーが弱っているなど)に関しては必ず交換が必要なわけではないので、車検時に交換するかどうかはあなた次第です。)
業者に依頼する法定点検付きの車検のほうが、手数料の関係や点検項目の多さによる交換部品の増加など金額面での負担は大きくなることが多いですが、ユーザー車検に比べ、車検のプロが検査項目以外の部分(オイルやバッテリー、プラグ、ベルトなどなどの消耗品)もしっかりと点検・整備してくれますので安心感は大きくなります。(ユーザー車検で検査を通しても、その後点検・整備でお金が掛かるのは同じですし)
また、前の記事で車検はあくまでその時点でその車が保安基準に適合しているか(安全に公道を走っても問題ないか)を検査しているだけで、その後の安全性を保証するものではないというのはお伝えしましたが、それに加え、中には車検に出したら車に関する全てをチェックしてくれると思っておられる方もおられますが、上でも挙げたように車検はあくまで、一定の点検項目に沿って検査しますので、車の全ての部品や箇所を点検しているわけではありません。点検項目に関係のない箇所であれば、壊れていてもそのままでも検査は通りますし、例えば車検を受け、その後エアコンが効かなくなった、オーディオが鳴らなくなったなど車検時の点検項目と関係ない箇所が壊れたからといってそれを依頼した業者のせいにはしてはいけません。(その業者がそこに関連する箇所を整備して作業ミスなどで壊したなどの場合は話は別ですが)

車検に掛かる費用
皆さんは、車検に掛かる費用の内訳をご存知ですか?
一般的にディーラーや民間の整備工場などの車検業者に依頼するという方が多いと思いますので、そちらの場合で説明したいと思います。

まず、法定費用と呼ばれる
「重量税」「印紙代」「自賠責保険料」
この3つに関しては、どこの車検業者で車検を受けた場合でも料金は国で定められた料金になっています。
重量税はその車の重量ごとに料金が定められており、さらには初度登録から13年超過、18年超過の車両になると料金が高くなります。(厳密に言うとそれ以外の車が減税で安くされている状態で13年または18年超過することによりその減税前の料金に戻るといった感じですが)
自賠責保険は、車に乗る方全員に義務付けられている、いわゆる強制保険とも呼ばれる保険です。
この自賠責の保険料を車検ごとに支払う必要があり、料金は期間によって異なります。一般的な2年車検の方であれば24ヶ月か25ヶ月などが多いかと思います。
印紙代は、検査印紙代のことでこちらは認証工場の場合、2000ccまで1400円。2000cc以上 1500円。指定工場は一律1100円といったとこです。
この3つの料金で、人によって大きな金額差が出てくるのは重量税であり、重量が重たい車に乗る方ほど高額の料金となります。(軽自動車と2トン超の車で約35000円の差があります。)
排気量や重量が大きい車のほうが公害面への影響も大きいから・・・とかそんな理由なのかもしれませんが、それはその車の性能や乗り方によっても違うでしょうし・・・と個人的には何か納得いかない税金達ですね(-。- )
すいません話が若干脱線してしまいました(笑)

基本料金手数料
上の3つの法定費用とは別に車検業者に依頼した場合、基本料金(基本手数料)というものがプラスで掛かってきます。
基本料金とは、継続検査の代行手数料、法定点検の手数料などを含めた、そのお店が定めた料金です。
この料金は、そのお店が自由に決める(ある程度その地域の相場はあると思いますが)ことが出来ますので、この基本料金が高いお店もあれば、安いお店もあります。
また、同じお店でも軽自動車か普通自動車、貨物自動車かの違いや車検時の整備、特典内容などの違いにより基本料金に違いがあったりします。
ただし、基本料金が高いお店でもそのお店独自の割引特典などで安くなることもあったり、ディーラーなどのように基本料金が他の整備工場などに比べ高い分、車検時の整備内容や車検後の保証内容がしっかりしているといったところもありますので、一概に安ければいいというものでもありません。
料金面、信頼のおける整備・保証などのバランスを考えた上で選びましょう。

交換部品代・工賃
特に車検時に交換部品などが必要なければ、上記の3つの法定費用と基本料金を足した金額が、車検費用となります。
しかし、大抵は点検の結果、検査を通す上で必ず交換が必要な部品、もしくはオイル関係などの消耗品など快適に乗るために交換しておいたほうがいい部品や次の車検までの間にダメになりそうな部品などが多かれ少なかれ出てきます。その交換部品代や工賃が法定費用と基本料金と合わせて掛かってきます。
交換する部品によって部品代や工賃は大きく変わりますし、それにより車検費用の総額も大きく変わってきます。
基本料金や法定費用面だけであれば一般的に4〜5万円以内で済む軽自動車でも、交換しないといけない部品がたくさん発生したり、高額な部品交換が発生すれば10万20万円を超える車検になってしまう場合もざらにありますので車検費用を安く済ませられるかどうかはこの交換部品代と工賃の有無によるところが大きいかと思います。
ですので、
「前回の車検は〇万円で済んだから、今回もそれと同じ金額で済むんでしょ」
なんて勝手に考えておられる方は大間違いです。
車は、人間と同じで歳を取る(距離が増える、年数が経つ)ごとにいろんな箇所に不具合が出やすくなってきます。しかし、人間と違って故障箇所が自然に直るということはまずありませんし、むしろ放っておけば悪化していく一方です。
ですので、車を長く乗るにおいて定期的な部品交換などのメンテナンスは不可欠ですし、直したほうがいいと言われていたのにお金がもったいないからという理由などでそれを怠るとその後、さらに高額の修理が必要な故障に繋がったりもしますので、車検時の交換部品などは自分のお財布だけでなく、車のプロであるお店の方とホントにその部品は今すぐ交換しないといけないかなどをよく相談した上で決めるようにしましょう。
また、特に行き着けの車検を依頼するお店がないという方であれば、何件かのお店で事前に見積もりをしてもらい、それを比較した上で決めるのも賢い手段かと思いますが、お店により基本料金や見積もりに入っている交換部品が異なる場合がほとんどですので、総額の比較だけで判断するというのは注意が必要です。料金の内訳など内容をしっかりと確認した上で比較しましょう。



posted by リョウ at 02:03| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月12日

車検の基礎知識〜車検とは?〜

軽自動車、普通自動車、貨物自動車などなど種類は違えど、車を乗り続ける上で一定期間ごとに義務付けられている車検。皆さんは車検についてどこまで理解しておられますか?

車検とは?
車検とは、正式には「継続検査」と呼ばれ、「道路運送車両法」で定められている「保安基準」に適合しているかどうかの検査のことを言います。
わかりやすく言いますと、現状その車が公道を走行することにおいて外観面、安全防止面、公害面などで問題がないかを国が定めた基準に基づいてチェックする検査です。
軽自動車・普通自動車は2年ごと(新車購入時の初回車検は3年後)、トラックなどの貨物自動車(貨物車登録の普通自動車も含む)は1年ごと(新車購入時の初回車検は2年後)の継続検査が必要となります。
車検証や車のフロントガラスに貼ってある(一般的に真ん中)車検ステッカーにその車の車検満了日が記載してありますので、その期日までに車検を受けなければいけません。(一般的には満了日の1ヶ月前から受けることが可能でその間であればどの日に受けても次の満了日は変わりません。それ以前に受けれないこともないですが、次の車検満了日までの期間も短縮されてしまいます。)
もし、その車検満了日過ぎた(車検切れの)車両を運転した場合には、道路交通法の違反となり、処罰の対象となります。
無車検運行での違反点数は6点、これを行った場合には一発で免許の停止、以前に免許停止の処分を受けている場合には免許の取り消しとなってしまいます。また事故を起こした場合など車検切れの状態ですと保険の対象外となりますので事故の内容によっては取り返しのつかないことになります。うっかりでは済みませんので、注意しましょう。

ユーザー車検と点検付き車検
車検を受ける際、一般的には2つの選択肢があり、その車の車検証に記載されている使用者(ユーザー)が自ら陸運局の検査場へ車を持ちこみ、検査を受けるユーザー車検という手段とディーラーや民間の整備工場など車検業務を行なっているところへ依頼する手段の2つがあり、一般的には後者を選択される方が大多数かと思います。
しかし、同じ「車検」であってもこの2つの車検には相違点があり、ディーラーや車検業務を行なっている民間の整備工場などの整備事業者と呼ばれるお店に依頼する車検の場合、継続検査と同時に法定点検(普通車などは24ヶ月点検)と呼ばれるものが義務付けられており、その項目に沿って点検、保安基準不適合(直さないと検査に通らない)箇所があれば修理・改善(または現段階で直さなくても検査自体は通るがいずれ交換が必要になるであろう予防での部品交換)を実施、その後継続検査を行なうことで車検完了いう流れになります。
一方、ユーザー車検の場合、法改正前は検査前に法定点検を行わないと検査が受けられませんでしたが、改正後は法定点検は検査の前後を問わずと緩和され、車検前に点検整備を行わずとも検査を受けることが可能になりました。ユーザー車検の法定点検に関しては、ユーザー自身で行なうことも可能であり、車検時にその記録簿の提示を求められることも現状少ないみたいですので、中には検査さえ通して、その後の法定点検をしっかり行なわずなんて方もおられるかと思います。
その店を踏まえ、点検付き車検とユーザー車検のメリット・デメリットを紹介します。

点検付き車検

メリット
・書類の手続きや検査などを代行して行なってくる為、手間が省ける
・法定点検の結果に基づき、整備を実施後、検査を行なうので安心

デメリット
・代行手数料などが掛かる為、ユーザー車検より費用が掛かる
・そのお店の検査員により、保安適合、不適合の判断基準が異なる場合あり(例えばヘッドライトの色の具合などは数値などで判断できず、目視による判断になる為)

ユーザー車検

メリット
・ディーラーや民間整備工場などに依頼するよりも費用を安く抑えられる
・自分で点検、整備を行なうことにより、知識・技術の向上

デメリット
・書類の手続きなど手間が多い
・陸運局で検査を受けれるのが平日限定
・検査時に不備があり、修理など改善が必要になった場合、その箇所の整備後、また検査を受けないといけない
・点検や整備などユーザー任せな部分もあり、車の知識のない方の場合など検査さえ通れば全部OK!と思い込み、検査項目以外の箇所のメンテナンスが手付かず

ユーザー車検を選ぶメリットとしては、1にも2にも費用を大幅に抑えられることであり、それを除けば、日頃から整備やメンテナンスを行なっている方や知識のある方などでない限りは、デメリットのほうが多いかと思います。
もちろん、費用を安く済ませるということや、自分で出来ることはやってみようというチャレンジ精神は大切ですが、目先の金額だけに捉われず、自分の車に対する知識、日頃のメンテナンス具合などを踏まえた上で自分でやってみるかプロに依頼するかを考慮しましょう。

また、よく車検を受ければ次の車検まで安全に乗れるものと勘違いされている方も多いですが、今回紹介したように車検とはあくまでその時点でのあなたの車の状態を安全な状態かどうか判断しているだけですので、次の車検までの安全を保障するものではありません。
人間だって健康診断や人間ドックを受けて異常がなかったからといって、その1年後2年後も健康だとは限りませんよね?
一般的にディーラーや民間整備工場などに車検を依頼した場合、当然その都度、車検金額の見積もりを提示されるでしょう。そのお店にもよるでしょうが、
・検査を通す為に必ず交換しないといけない部品(部品の破損など)
・今交換しなくても検査は通るけど劣化し始めているので予防交換したほうがいい部品(ブーツ関係のヒビなど)
・車検自体とは直接関係ないが、快適に乗り続ける為に交換したほうがいい部品。(エンジンオイルが汚れている等)
などといった交換部品が見積もりに組み込まれているかと思います。
当然、交換しないと検査が通らない部品に関してはあなたの権限で省けるものではありませんが、下の2項目に該当する部品などに関しては、それを交換しないと検査が通らないというわけではないので、その時に交換するかどうかはあなた次第です。
それによって総額も大きく変わってきますので。
普段メンテナンスをあまりされていない方であれば、車検時に悪いところ(予防品など含めて)まとめて直すというのもいいでしょうし、普段こまめにメンテナンスされている方や車検後に改めてその他の部品を交換するという方であれば、必要最低限で通すのもありですので、依頼するお店の方としっかりと相談した上で交換部品を決めましょう!
ただ、1番よろしくないのは、毎回検査さえ通ればいいと交換部品も最低限で済ませ、その他の消耗品など普段のメンテンナンスもほとんどしていない状態で乗り続け、その後の車検時などに必ず交換しないといけない部品が多数重なったり、早めに交換しておけば軽症で済んだのに放置した結果、重症になり修理費用が余計に掛かるなど、見積もり金額が高額に・・・こんな高額になるなんて思ってなかったし、突然過ぎて今から乗り換えるのもなぁ・・・なんて痛い目を見ることもありますので定期的なメンテナンスを行ないましょう。

長くなりましたが、(いつもですがw)車検時の点検項目や費用などに関することを次の記事で紹介したいと思いますので、よろしければご覧ください。


posted by リョウ at 02:40| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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