2011年12月09日

オイルの基礎知識〜その他のオイル〜

前の記事では、エンジンオイルについての説明をしましたが今回はそれ以外の車のオイルについて説明したいと思います。

「オートマチックトランスミッションフルード(ATF)」
長々しい名前ですが、一般的には略してATFと呼んだりします。ATFとはオートマ車の変速機(ミッション)のオイルのことを指し、このオイルが劣化することにより、加速、燃費の低下、ギアを切り替えた時などにガクンと振動が出るようになったりなどの症状が出てきたりします。
こちらは、交換サイクルとしては2〜3万kmもしくは2〜3年が目安と言われており、エンジンオイルに比べて比較的交換サイクルは長めになっています。金額はお店や車種によってバラバラですが、だいた5、6千円ぐらいから1万弱ぐらいと言ったところでしょうか。1回の金額で見れば、エンジンオイルなどと比べて高いですが、交換サイクルは長めですので実際はエンジンオイルよりお得だったりします。
実際のところ全く交換しなかったらといって、エンジンオイルみたいにオイルがだんだん減っていったりってことはないですし、走行に支障が出るほどの故障というのもよっぽど距離を走った車とかでない限りあまりないのでなら交換する必要ないじゃん!と言われる方もおられますが、厳密に言えば定期的に交換するべきです。滅多に壊れないからと言ってもオイルが劣化して、ミッション内部にダメージを与えているのは事実ですし、当然キレイなオイルを使い続けた方が故障のリスクは抑えられますし、快適に乗り続けられます。
また例えば、10万kmATFを無交換で「最近、加速が悪いし、変速ショックも大きくなってきたしオイルでも交換してみようかな」と思った場合でも、10万km無交換の状態ですと、ミッションの中は鉄粉などの汚れなどでいっぱい溜まっており、そこに新しいオイルを入れてしまうと症状の改善どころか、オイルの洗浄作用によってその溜まった汚れたちが洗い流され、目詰まりを起こして最悪の場合変速が出来なくなったりなどミッションの故障→ミッションの乗せ替え、車自体の乗り換えなど莫大な費用が掛かってしまうハメになってしまいます。ミッションは複雑な構造でできており、とてもデリケートな部品なのです。
最近ですと、どこの整備工場などでもそういったリスクを避ける為に過走行の車などの交換をお断りしていたり、交換後のリスクは自己責任でと了承を得てから交換するという所が多いかとは思いますが。
目安として7〜8万km以上無交換の車であれば、交換せずにそのまま乗り続けたほうが無難かと思います。まだそこまで走っていないという方でまだ交換していないと言われる方は交換の検討をしてみてください。

・ミッションオイル
上ではオートマ車のミッションオイルの説明をしましたが、今度はマニュアル車のミッションオイルの説明です。
交換サイクルの目安としては、こちらもオートマ車と同じで2〜3万キロまた2〜3年ごとぐらいでしょうか。乗り方や車種によっても変わってきます。例えば車検ごとに交換するなど自分で交換サイクルを決めておくのもいいでしょう。
こちらもずっと無交換ですと、ミッション内部が鉄粉だらけになり最悪ギアが入らなくなったり故障の原因になります。

・デフオイル
名前を見て、まずデフって何さ?って思われるかたもおられるとは思いますのでそちらの説明から。デフとはディファレンシャルギアと呼ばれる部品の略称であり、日本語表記ですと「差動装置」と呼ばれます。
車はカーブを曲がる際、内側のタイヤの軌跡の方が外側のタイヤの軌跡より小さくなり回転差が発生します。これを内輪差と呼びます。
この左右のタイヤの回転差を解消する役目を果たしているのがディファレンシャルギアと呼ばれる部品です。
デフオイルの交換目安は、メーカー指定などで早いもので2万kmや2年ごとになっていることが多いですが、実際はそれだけのサイクルで交換されている方は少ないと思います。
ですので実際のところは、3〜4万km、3〜4年に1回のサイクルで交換ってな感じでいいと思います。
デフも中はミッションと同じでギアが入っており、ずっとオイルを無交換のままだと鉄粉だらけになり異音がしてきたり、故障の原因になります。FR車の場合、デフが壊れると走行自体が不可能になってしまいます。

・ブレーキオイル(フルード)
こちらは、名前のとおりブレーキに使われているオイルで交換サイクルは車検(2年)ごとに交換というのが一般的です。特に距離の目安などはありません。
ブレーキオイルを交換しないままでいると、ブレーキオイルの沸点低下によるべーパーロック現象が発生しやすくなります。ブレーキオイルは、熱すると沸騰するのですが、その沸点はオイルが劣化していくにつれ、どんどんと下がってきます。これがブレーキング時に発生する熱により、ブレーキオイルが沸騰してしまい、適正な油圧がかからなくなる。この状態になるとブレーキペダルを踏んでも踏み応えがなく、ブレーキが利かなくなります。これがべーパーロック現象です。
また、無交換のままだとオイル漏れやピストンなどの固着が発生しやすくなります。
ブレーキオイルは吸水性の高いオイルなので、長く使っていると内部に水が混入して
ブレーキシステムが錆びやすくなります。この錆びが、ホイールシリンダーやブレーキキャリパーの中に発生し、オイル漏れや部品の固着を起こしてしまいます。
初期段階であれば、内部のゴム製のシールキットを交換すれば直りますが、
ひどい場合だとホイールシリンダーやブレーキキャリパー側などがひどく錆びてしまい、丸々部品交換しないといけなくなってしまう可能性もあります。
車において止まるというのは重要な役割です。もしブレーキが効かないということになれば重大な事故にも繋がりますし、命にも関わります。
ですのでケチらずにブレーキオイルは車検(2年)ごとに定期的に交換するようにしましょう。

・パワステオイル(フルード)
パワステとはパワーステアリングの略であり、ステアリングとはハンドルのことを指します。
皆さんは、エンジンが掛かってない状態でハンドルを動かしたことありますか?
エンジンが掛かっている時に比べて、かなり重たく回せないですよね。
では、なぜエンジンが掛かっている時は軽々と回せるのか?
それがパワステの役割であり、オイルの油圧を利用してそれを可能としています。(電動のものもあります。)
ですので、そのオイルが減ったりして量が不十分だとパワステが仕事を果たせず、ハンドルが重たくなります。乗ったことある方ならわかるかとは思いますが、昔の車は元々パワステというものが付いておらず、エンジンが掛かっている状態でもハンドリングが重たい車がほとんどだったみたいでハンドル操作も大変だったと思います(´・ω・`;)
交換目安に関してはほとんどのメーカーが無交換をうたっており、交換目安が車体などにも表記されていないのがほとんどですが、実際のところは無交換のまま乗り続けていると内部に鉄粉などが溜まり、オイル漏れを起こしやすくなったり、ハンドルを切った時の異音の原因になったりもします。
異音が発生してしまった場合、オイルを交換すれば軽減や改善される場合もありますが、ひどい場合ではオイルを交換しただけでは改善されず、部品交換が必要になってくるケースも出てきます。
ですので、個人的な意見としてはだいたい5万kmぐらいに1回を目安にでも交換してあげれば、こういった故障のリスクは軽減できると思います。

エンジンオイル以外の主なオイルは以上になります。(細かく言えばまだありますが・・・。)
エンジンオイルの交換だけに意識が行きがちの方も多いと思いますが、エンジンオイル以外にも上で挙げたようなオイルの存在も忘れずに、定期的に点検、交換の依頼を行い快適に乗り続けられるように努めましょう。


posted by リョウ at 21:34| Comment(0) | オイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オイルの基礎知識〜エンジンオイル交換〜



前回はエンジンオイルの役割について説明しましたので、今回はエンジンオイルの交換について説明をしようと思います。一般的に、オイル交換をしたいと思った場合、整備工場やガソリンスタンドなど車の整備を行なっているお店に交換を依頼する方が多いと思います。
では、エンジンオイルはどれぐらいのサイクルで交換するべきなのでしょうか?


エンジンオイルの交換サイクル
一般的な目安としては走行距離で3〜5000km走行後、あまり距離を走らない方でも半年に1回交換が目安とされています。
オイルの劣化具合というのは、使っているオイルの質、車の乗り方、現在のエンジンの状態などによって変わってきますので5000km走った車でもオイルがまだ綺麗な車もいますし、3000km走っただけでもひどく汚れている車もいます。
では、オイル交換をずっとしないでいるとどうなるのか?
酷い場合では、オイルがゲージの先にも付かないくらいまで量が減っていたり、汚れが酷い車ではサラサラだったオイルがごはんですよみたいなドロドロな状態になってたりもします(笑)そんな状態ですとオイルの能力もかなり劣化しており、そのまま走行を続けているとエンジンにダメージがどんどん蓄積されていきます。そこまで行ってしまうと新しいエンジンオイルに交換したからと言ってリセットされるわけではなく、もちろんエンジンが受けてしまったダメージは回復はしませんし、エンジン内部には汚れがこびりついてしまってオイル交換したばかりなのに、またオイルがすぐに汚れてしまったり、すぐに劣化していきます。
それを繰り返していると、蓄積されたダメージによりエンジンの不調、異音などの原因となります。
よくボンネット裏や車の取説で「メーカー推奨交換サイクル10000km」などと書いてあることが
ありますが、実際のところ10000km無交換ですとオイルが上でも挙げたような状態になっていることがよくあります。
忘れがちになる方もおられるとは思いますが、今の車と長く付き合っていこうと考えているのでしたらしっかりと定期的なオイル交換をオススメします。
エンジンオイルの選び方
では、いざオイル交換しよう!とお店などに依頼するといくつもオイルの種類があり、特にカー用品
店なんかに行くと多種多様の缶オイルが販売されており、知識のない方だと「どれを選んでいいのかさっぱり」「とりあえず値段安いからこれでいいや!」「値段が高いオイルなら間違いないはず!」なんて事になりがちです。
しかし、どうせ買うなら商品の違いをしっかりと理解して買いたいですよね。
もちろん人と話したりするのが苦手という方でなければお店のスタッフの方に相談して一緒に選んでもらうのが確実でしょうが。

・オイルの規格(品質)
品質の規格は主に「API規格」と「ILSAC規格」に分けられます。

API規格
アメリカ石油協会(American Petroleum Institute) が定めたエンジンオイルの品質を定めた規格のことで、ガソリンエンジン用オイルなら「SA」〜「SN」までのグレードに分けられ「ディーゼルエンジン用オイル」なら「CA」〜「CF-4」のグレードに分類されています。
「S〇」「C〇」の〇の部分のアルファベット順が後ろに行けば行く程新しい規格になり、それだけ品質の高いオイルとなり、エンジンオイルの役割をしっかりと果たしてくれます。(注:A〜Zまであるわけじゃありません。笑)
現在、販売されているオイルではガソリン用で主に「SJ」「SL」「SM」「SN」が販売されており、右に行くにつれて品質が高くなります。

ILSAC規格
国際潤滑油標準化認定委員会(International Lubricant Standardization & Approval Committee)がAPI規格の「SH」以上のグレードを基に「省燃費性」を定めた規格のことです。

規格をクリアしたオイルの缶には規格をクリアしたことを証明するマークがそれぞれ刻印されています。

・オイルの規格(粘度)
缶オイルのパッケージや、オイルの料金表などを見ると
「SAE 10W-30」
などと言ったような表記をされているのを見たことはありませんか?
これはそのオイルの粘度(硬さ)を表しているもので、
まず、最初のSAEというのは規格名。
重要になってくるのはその後の数字の部分です。
最初の〇Wの部分は、低音時のオイルの粘度を表しており、〇の部分の数字が低くなればなるほどオイルの粘度が低く(柔らかく)なり、エンジン内部での抵抗が少なくなるのでエンジン始動の際や、燃費の向上などに繋がります。
次に後ろの数字の部分は逆に高温時のオイルの粘度を表しており、〇の数字が高くなればなるほど、高温時の粘度が高く(硬く)なり、高温時にも粘度を保ち、油膜保持などエンジンの保護性能が高くなります。

だったら、低燃費重視にしたい場合は粘度の低いオイルで、保護性能を重視したい場合は粘度の高いオイルを入れれば間違いないかと言えば、そうとも限りません。
車にはそれぞれの車(エンジン)に適した粘度があり、車本体に記載されていたり、カー用品などに行けばオイルの適合表が置いてあり、車種別の推奨オイル粘度などが書いてあったりします。
例えば、燃費は特に気にしないけどエンジンを大事にしたいからと低粘度オイルが推奨の車(主に軽自動車やコンパクトカー)に高粘度のオイルを入れてしまうと抵抗が大きくなり、エンジン始動がしづらくなったり、アクセルを踏んだ時のフィーリングが重い感じになったりします。冬の時期などは、特に体感しやすくなります。
逆にエンジンが高温になりやすい、高粘度オイルが推奨のターボ車や大排気量の車に燃費を良くしたいからと低粘度のオイルを入れてしまうと油膜切れなどを起こしやすくなり、エンジン内部の部品の磨耗などに繋がります。
まぁ、若干の粘度の違いでしたら、そこまでの症状が起こったりってことはあまりないかとは思いますが。

大まかにですが、車種や環境、走行パターンごとに適した粘度を書いてみたいと思います。

「低燃費設計車両(軽自動車、コンパクトカー、ハイブリッドカー、最近の車であれば一般的な普通乗用車でも)」
0W-20
5W-20
5W-30
「それ以外の軽自動車、コンパクトカー、普通乗用車など」
5W-30
10W-30
10W-40
「スポーツ走行、高回転ターボエンジン車など」
10W-30
10W-40
「レース走行、チューニングエンジンなど」
5W-50
10W-60

大まかに分けるとこういった感じになりますが、同じ車種でも車の年式などによって推奨粘度などは変わってきますし、オイル選びの際はまず自分の車に合った粘度などを事前に確認しておきましょう。また、季節の気温変化よって粘度を変えてみたりなど、長距離走行をよくされる方などは推奨のオイルより少し粘度を上げてみるのもいいでしょう。

・ベースオイル
同じエンジンオイルでも、精製方法にそれぞれ違いがあり、主に
・鉱物油
・部分合成油
・100%科学合成油
の3つに分かれます。

鉱物油
原油を蒸留して精製された昔から使われているエンジンオイル。価格はリーズナブルですが、耐熱性能に劣り酸化も早く劣化しやすい為、エンジン内部にスラッジなどの汚れも溜まりやすいです。
エンジン始動性、静粛性、燃費、エンジン性能などの向上、維持などにはあまり期待は出来ません。

100%科学合成油
原料は鉱物油と同じですが、さらに高度で複雑な過程を経て精製されており、原油から不純物を可能な限り排除し高純度のエンジンオイルです。
鉱物油などと比べて、エンジン内部の保護、エンジンの始動性向上、耐熱性が高くオイルの劣化の抑制、エンジン内部の清浄効果、オイル消費量を減らす、エンジンの効率アップによる燃費向上などの性能が高いです。
その分、当然鉱物油に比べてお値段も高くなりますが(´〜`ヾ)

部分合成油
鉱物油と100%化学合成油をブレンドして精製されたオイルです。
ですので、性能、コスト共にバランスの取れたオイルとなっています。

以上の3つの選び方としては、
・早めの交換サイクルで忘れずに定期的に交換する方であれば、鉱物油。
・よくオイル交換の時期を忘れてしまうことが多い、少しでも車を長持ちさせたい、快適に乗りたいという方であれば100%化学合成もしくは、部分合成油と言ったところでしょうか。

しかし、売り場に並んだオイルなどを見ていて、粘度や規格も一緒でベースオイルも一緒なのに価格が違う、または性能がいいはずの100%科学合成より、部分合成のほうが高い・・・なんてのも見掛けます。では一体何が違うのか?
単にメーカーの違いによるブランド価格などの違いという理由もあるかもしれませんが、エンジンオイルの中には添加剤が含まれており、それにより同じ100%科学合成や部分合成でも性能に差が生まれたりします。長くなりそうなので全部は挙げませんが、例えばエンジンオイルの役割である、耐摩耗性(潤滑)を向上させる添加剤だったり、エンジン内部を洗浄する性能を高める為の添加剤などが含まれていたりします。ですので粘度や規格、ベースオイルの違い以外にも目を配り、缶に書かれている商品説明分などもよく読んで選びましょう。


posted by リョウ at 14:46| Comment(0) | オイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オイルの基礎知識〜エンジンオイルの役割〜



車では、いろいろな箇所にオイルが使われており、車にとってのオイルとは人間で言う血液みたいなものです。人間は不健康な生活を送っていると血液がドロドロになって、血管の詰まりを起こしたりなどいろいろな病気になります。車のオイルも走行距離が増えるごとに汚れていきますし、あまり乗らなくても年月が経つと酸化していきます。ですので、定期的なオイル交換が必要です。
人間の場合は汚れたからと言って交換は出来ませんが(笑)

しかし一言に車のオイルと言っても冒頭でも挙げたように車には、いろいろな箇所でオイルが使われています。ですので、車で主に使われているオイルを順に説明していきたいと思います。
今回はまずエンジンオイルの役割についての説明です。

エンジンオイル
名前のとおり、エンジンに使われているオイルです。
一般的に「車のオイル交換」と言えば、このエンジンオイルの交換と捉える方が多いと思います。
エンジンオイルの役割(他のオイルでも主な役割は同じです)は
・潤滑 
エンジン作動中は、エンジン内部では、ピストンやカムシャフト、クランクシャフトなどの金属の部品が高速で動き続けています。金属同士の摩擦による部品の焼き付き、損傷を防ぐ為にオイルによって潤滑を行なっています。

・冷却
エンジン内部は燃料を燃やしたり、金属同士の摩擦によって非常に高温になります。オイルにはそれを冷却する役割も持っています。もちろん、オイルだけで全ての冷却を行なっているわけではなく、冷却水(こちらはまた別の記事で説明いたします。)など他の部品による冷却も行なわれていますが。しっかり冷却が出来ずにエンジンの温度がどんどん上昇していくと皆さんもよく耳にする「オーバーヒート」と呼ばれる状態になり、エンジン性能が低下し、最悪、熱によるエンジンの変形が起こり車に致命的なダメージを追ってしまう可能性があります。

・気密保持
エンジン内部では、シリンダーと呼ばれる筒状の穴の中をピストンと呼ばれる部品が名前のごとく上下にピストン運動を行なっています。シリンダーとピストンの間にはわずかに隙間があり、この隙間があることによりピストン運動を可能にしています。しかし、逆にこの隙間があることにより燃焼によって作られたエネルギーが隙間から逃げてしまいエンジンのパワーがロスしてしまったりするのでエンジンオイルによってこの隙間を埋め、気密性を高めています。

・洗浄
エンジン内部では、金属部品同士の摩擦による鉄粉、スラッジと呼ばれる燃焼による燃えカスなどの汚れが発生します。オイルはその汚れを落とし、包み込んでくれます。

防錆
エンジン内部が空気にさらされ錆が発生するのを油膜により防ぎます。

衝撃吸収
ピストンのなどの衝撃を抑えることにより、振動や異音の発生を防ぎます。

以上が主な役割ですが、これはあくまで劣化していない正常な状態のオイルの役割ですので、オイルが劣化するにつれて、以上の役割を果たす能力が低下していきます。それにより著しく劣化した状態のオイルのまま走行を続けると、エンジンの不調や故障に繋がりますので定期的なオイル交換が必要になってきます。
今回はエンジンオイルの役割について説明しましたので、次回はそのエンジンオイルの交換サイクルやオイルの選び方などについて記事を書きたいと思います。
posted by リョウ at 01:09| Comment(0) | オイル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。